デジタルコピー1回から9回へ
「コピーワンス」見直しは、コピー9回+1回へ
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070712/soumu.htm
>総務相 諮問機関の情報通信審議会は12日、情報通信政策部会 デジタルコンテンツ流通促進等に関する検討委員会 第19回を開催。地上デジタル放送のコピー制御ルールである「コピーワンス」を見直し、録画した1番組について、9回までのコピーを認める方針を確認した。
>また、「カウントの基準はシンプルなほうがいい」とし、ポータブルプレーヤーへの転送など低解像度化を伴う場合にも、同一のカウント基準を採用する方針。
なんというか、またびみょうな……。
「得られる結論はどの当事者にも痛みをともなうもの」というよりは、「誰も納得しない方針」という気がする。
>日本芸能実演家団体協議会(芸団協)からは、
>委員会の成果を壊すつもりはありません。ただし、今回の譲歩の背景には“私的録音録画補償金制度”の存在があります。制度そのものが存続しなくなくなるようであれば、いついかなる時点においても、n回について再度検討する場を求めます。
いろいろな問題を抱えている私的録音録画補償金制度にあえてこだわるというのもどうかという気が。
制度そのものを見直して、正しくクリエイターに対価が届くようにしようという気はないのだろうか。
>社団法人 日本音楽事業者協会からは、
>“知財立国”といっているのに、緩和で進んでいくのは残念。
“知財立国”を目指しているからこそ、緩和の方向に向かうべきだでは。
規制で固めてしまっては、“新しいもの”が生まれる余地がなくなる。
iPod+iTunesやYoutubeのようなものが、日本から発生しなかったことを考えるべきだと思う。
>海賊版は“海賊版業者”が作るものというのは過去の話。デジタル機器に詳しい若年層も増え、一部の不届き者の愚行でなく、だれしもができうるものだ。
とりあえず、日本音楽事業者協会は「利用者はみな犯罪予備軍」という考え方の団体らしい。
>映画業界からの意見としては
>映画においては、コピーネバーが原則。
主張そのものは“そういうもんか”という気はするけど、「原則」と主張するなら、「原則の裏づけ」も欲しいところ。
>消費者団体からは
意見にたいした内容がないのでパス。
>JEITAの代表は
>あと、4年弱。地上デジタルの円滑な移行に向けて、速やかな実施に取り組みたい。移行にあたり市場が混乱しては、何のための変更かわからなくなってしまう。
デジタルコンテンツ市場はすでに縮小傾向にあるらしく、やや手遅れという気がしなくもない。
まぁ、市場縮小を防ぐために、権利者団体の主張を大幅に超えるコピー回数にしたようだけど。
音楽CDがコンテンツ保護で消費者に悪印象を与えて以降、保護の緩和をしても市場の勢いが回復していないように、4年程度でデジタルコンテンツ市場に勢いが出るとは考えにくい。
しかも、今回の決定がそのまま実施されたとして、メーカー側は変更に伴うコスト増が予想されている。
変更を反映させるための再開発も必要で、今回の決定に対応するハードが市場に出るのは2008年になるらしい。
ますます遅すぎ。
>放送局からの意見は
>ハード的な不良のバッファを含めても、“私的利用”の範疇からすると多すぎるのではないのか。
なぜ、コピーに失敗した場合もカウントしようとするのかが不思議。
失敗した場合の救済策が、回数の余裕というのも謎。
失敗した場合はカウントしないとか、カウントを戻すというのは検討されなかったんだろうか……。
>もともとの精神は適正にクリエーターに対価を払うということ。
クリエイターに対する対価とコピー回数を結びつけて考える思考から抜け出すことはできないんだろうか。
コピーは無制限な代わりに、コピーするたびに権利者に対価が支払われるような方法を検討すればいいのに。
>民間放送の代表者は
>権利者の皆さんが相当苦渋にみちた表現をされたことを、放送事業者としては受け止めなければならない。
中間にある配信側が、権利者べったりなのはどうかという気がしなくもない。
>放送事業者としては(番組の)調達経費が上がるのでないかと懸念しており、結果的に消費者の不利益につながるのではないか
今の民法は、そもそも消費者の方を向いているのかどうかすら疑問。
都合のいいときだけ“消費者の利益”という言葉を持ち出しているだけのような気がする。
とりあえず、どの団体も近視眼的で、あまり真剣に考えてなさそうに思えてしまう。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070712/soumu.htm
>総務相 諮問機関の情報通信審議会は12日、情報通信政策部会 デジタルコンテンツ流通促進等に関する検討委員会 第19回を開催。地上デジタル放送のコピー制御ルールである「コピーワンス」を見直し、録画した1番組について、9回までのコピーを認める方針を確認した。
>また、「カウントの基準はシンプルなほうがいい」とし、ポータブルプレーヤーへの転送など低解像度化を伴う場合にも、同一のカウント基準を採用する方針。
なんというか、またびみょうな……。
「得られる結論はどの当事者にも痛みをともなうもの」というよりは、「誰も納得しない方針」という気がする。
>日本芸能実演家団体協議会(芸団協)からは、
>委員会の成果を壊すつもりはありません。ただし、今回の譲歩の背景には“私的録音録画補償金制度”の存在があります。制度そのものが存続しなくなくなるようであれば、いついかなる時点においても、n回について再度検討する場を求めます。
いろいろな問題を抱えている私的録音録画補償金制度にあえてこだわるというのもどうかという気が。
制度そのものを見直して、正しくクリエイターに対価が届くようにしようという気はないのだろうか。
>社団法人 日本音楽事業者協会からは、
>“知財立国”といっているのに、緩和で進んでいくのは残念。
“知財立国”を目指しているからこそ、緩和の方向に向かうべきだでは。
規制で固めてしまっては、“新しいもの”が生まれる余地がなくなる。
iPod+iTunesやYoutubeのようなものが、日本から発生しなかったことを考えるべきだと思う。
>海賊版は“海賊版業者”が作るものというのは過去の話。デジタル機器に詳しい若年層も増え、一部の不届き者の愚行でなく、だれしもができうるものだ。
とりあえず、日本音楽事業者協会は「利用者はみな犯罪予備軍」という考え方の団体らしい。
>映画業界からの意見としては
>映画においては、コピーネバーが原則。
主張そのものは“そういうもんか”という気はするけど、「原則」と主張するなら、「原則の裏づけ」も欲しいところ。
>消費者団体からは
意見にたいした内容がないのでパス。
>JEITAの代表は
>あと、4年弱。地上デジタルの円滑な移行に向けて、速やかな実施に取り組みたい。移行にあたり市場が混乱しては、何のための変更かわからなくなってしまう。
デジタルコンテンツ市場はすでに縮小傾向にあるらしく、やや手遅れという気がしなくもない。
まぁ、市場縮小を防ぐために、権利者団体の主張を大幅に超えるコピー回数にしたようだけど。
音楽CDがコンテンツ保護で消費者に悪印象を与えて以降、保護の緩和をしても市場の勢いが回復していないように、4年程度でデジタルコンテンツ市場に勢いが出るとは考えにくい。
しかも、今回の決定がそのまま実施されたとして、メーカー側は変更に伴うコスト増が予想されている。
変更を反映させるための再開発も必要で、今回の決定に対応するハードが市場に出るのは2008年になるらしい。
ますます遅すぎ。
>放送局からの意見は
>ハード的な不良のバッファを含めても、“私的利用”の範疇からすると多すぎるのではないのか。
なぜ、コピーに失敗した場合もカウントしようとするのかが不思議。
失敗した場合の救済策が、回数の余裕というのも謎。
失敗した場合はカウントしないとか、カウントを戻すというのは検討されなかったんだろうか……。
>もともとの精神は適正にクリエーターに対価を払うということ。
クリエイターに対する対価とコピー回数を結びつけて考える思考から抜け出すことはできないんだろうか。
コピーは無制限な代わりに、コピーするたびに権利者に対価が支払われるような方法を検討すればいいのに。
>民間放送の代表者は
>権利者の皆さんが相当苦渋にみちた表現をされたことを、放送事業者としては受け止めなければならない。
中間にある配信側が、権利者べったりなのはどうかという気がしなくもない。
>放送事業者としては(番組の)調達経費が上がるのでないかと懸念しており、結果的に消費者の不利益につながるのではないか
今の民法は、そもそも消費者の方を向いているのかどうかすら疑問。
都合のいいときだけ“消費者の利益”という言葉を持ち出しているだけのような気がする。
とりあえず、どの団体も近視眼的で、あまり真剣に考えてなさそうに思えてしまう。
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