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2011年 最後に絞った万年筆セット

2011/12/31 23:25
私が今使っているペンケースは、パイロットのロールタイプペンケース「ペンサンブル」5本差です。
普段持ち運ぶ万年筆は、多くてもこれに入る5本まで。
何度か入れ替わりがあった末に、今年は最終的に次のような組み合わせになりました。

▼パイロット カスタム823FA

アサヒヤ紙文具店で売られている、ペン先が超軟筆のフォルカンになっている823です。
始めに使っていたものは途中で交代して、今ペンケースに入っているのは二代目。
現在、一番多く使っている主力の万年筆です。
入れているインクは、パイロットインキ ブルーブラック。基本的に、普段使いする万年筆にはこのインクを入れています。

823FA


手帳やノートなど、ほとんどの書き物はこれを使っています。
軟筆で速記はできないので、メモ書きなどのときは他の万年筆の出番になります。

気に入っているのは、軸のバランスと重量が手に合っていて、とても楽に書けるところ。
1本で極細〜中字まで好きな字幅を書けるところ。
大容量のインクを貯蔵できるところと、それを1アクションで吸引できるところ。
扱っていて、のびやかで楽しい万年筆です。

でも、気持ちよく上手く使えたと思える時もあれば、いまだに思うように書けないときもあり、なかなか気難しい1本です。
だからこそ飽きないのですが。

【◆関連:パイロット「カスタム823 FA」を買ってみた】
【◆関連:パイロットのペンクリニックに行ってきた:福岡→熊本 甲玉堂】

▼パイロット カスタムヘリテイジ912PO

使用インクはパイロットインキ ブルーブラック。
購入してから急速に存在感が増している、何にでも使える汎用万年筆です。

912PO


823FAの補助として購入したもので、基本的に823FAが使えない場面では912POを使っています。
例えば、メモ書きや乗り物の中で何か書く時など、ペン先に負担がかかるときはたいてい912POの出番です。
また、ちょっとした外出のときは、書き出しの手間がかからない912POを持ち出しています(823は尾栓を開ける操作が必要)。

思っていた以上に使いやすく利便性が高いので、POペン先をもう1本くらい増やそうかと考えています。
ただ、912がこれ以上増えると見た目で区別しにくくなってしまうので、次は742POになると思います。

【◆関連:パイロット「カスタムヘリテイジ912PO」を使ってみた】

▼パイロット カスタム74透明軸 F

これに入れているインクは、パイロット 色彩雫の「紅葉」です。
赤ペンとして使っている万年筆です。

74F


カスタム74Fの透明軸に「紅葉」の紅が映える1本です。
写真ではわかりにくいですが、この74は首軸もペン先も「紅葉」の紅色に染まっていて、キャップを開けるたびに紅い宝石のように光るペン先を見るのが楽しくなります。

「紅葉」の特徴的な性質とこの万年筆の妙に潤沢なインクの出方から、書いた線は金色っぽい茶〜血のように濃い紅色に変化する変わったペンになっています。
実のところ「紅葉」を入れた当初は、ときどき時間を置くと現れる血のような紅(書いた直後はそこまで紅くはないし毎回じゃない)が嫌でインクを変えようとしたのですが、結局は変えないまま今に至ります。
この頃は、今度はどんな色の変化をするのかが楽しみで、ノートの赤字率が上がっているくらいです('▽')

【◆関連:パイロット「カスタム74透明軸 F」を雑用万年筆にしようと思ったのだが…】

▼セーラー プロフィット21 長刀研ぎMF 速記仕様(ナガサワオリジナルモデル)

NAGASAWA PenStyleDENで購入した、ナガサワオリジナルのプロフィット21です。
入れているインクはパイロットインキ ブルーブラック。
議事録取りなど、POでも追いつかない速記用に使っています。

プロフィット21NMF


このプロフィット21長刀MFは、もともと「速記に使いやすい万年筆」という目的で相談して、ナガサワの店員さんに提案された万年筆です。
はじめは、店頭在庫品をそのまま購入して帰るつもりでしたが、落書きでざらつきを感じたので急いで引き返してペンクリへ。
ざらつきを直して貰うのに合わせて、速記向きに調整して貰ったものです。

長刀研ぎに多い書き出しのクセはありますが、かなり速く書いてもインク切れせずに軽くなめらかに書けます。
手持ちの筆記具でこれより速く書けるのは芯ホルダーか筆ペンくらいです。

【◆関連:セーラーのペンクリニックにいってみた】
【◆関連:パーカーの第5世代のペン「インジェニュイティ」を触ってみた】

▼パイロット エラボーSEF カスタム74透明軸仕様(暫定)

エラボーSEFの首軸をカスタム74透明軸の胴軸に取り付けたものです('▽')
823FAでは書きにくい小さな文字を書く時に使う、補助万年筆です。POがあるのであまり出番はありません。

エラボーSEF


少し前までは「カスタムヘリテイジ912UEF」を入れていたポジションです。

字幅の細さでは、やはり912UEFの方が確実に安定して細い線が引けます。その点では、UEFは圧倒的に優れていると思います。
ただ、日常的に大量の超極細を書く機会があるかというと、あまりありません。
さらに付け加えると、分量が少なくていいなら、UEFに近いくらいの字幅なら823FAでなんとか書くことができます。
912UEFに持ち替えて安定した超極細を書くより、多少ブレても823FAで筆圧を下げた方が手軽です。

ということで、安定した細字の912POとも方向性の違うものを1本入れてみました。
POもSEFも基準の字幅はEFですが、POは筆圧を下げてもほとんど字幅は変わりませんが、エラボーSEFはかなり細くなります。

暫定ということで、来年はまた違うものになっているかもしれません。

【◆関連:パイロット「エラボー SEF」を買ってみた】
【◆関連:透明プラ軸の「エラボー SEF」】
【◆関連:パイロット「カスタムヘリテイジ 912 UEF」買ってみた】
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パイロット「カスタム74透明軸 F」を雑用万年筆にしようと思ったのだが…

2011/12/29 15:24
パイロットの「カスタム74透明軸」のF(細字)は、個人的には一番汎用的で使い勝手の良いい万年筆だと思います。
細めで軽い軸。小型でコントロールしやすいペン先。なめらかでカリカリしない筆記感。
大容量コンバーターのCON-70が使えて、インク残量がわかりやすい透明軸なのも便利なところです。

このカスタム74Fに、裏抜け(インクが紙に染み込んで裏ににじみ出ること)しにくいインクを入れると、紙を選ばない雑用ペンになるはず。

そう思って、ペリカンのブルーブラックを入れてみました。
定番の古典ブルーブラックで、保存性の高さと発色の良さが人気のインクです。

カスタム74F


▼使用感

紙を選ばないのは思った通りです。
蛍光マーカーやゲルインクボールペンで裏抜けするような薄い紙でも気になりません。

残念なのは、ペンの滑りが落ちることです。
インクの出は悪くないですが、摩擦が強くてペン先が重く感じます。その分、あまり速記には向かない印象でした。
パイロットの万年筆に古典ブルーブラックインクを入れるとよく起きる現象なので予想していたことですが、あまり快適とはいえない書き味です。

▼結局のところ

紙を選ばないというのは大きな利点ですが、書き味が損なわれているのは残念なところです。

そして、インクの裏抜けはカスタム912POである程度解決できることに気づきました。
【◆関連:パイロット「カスタムヘリテイジ912PO」を使ってみた】

極細系でもともとインクの流量が少なくて、筆圧の強さでペン先の開きがあまり変化しないPOなら、薄い紙でもあまりインクが裏まで抜けません。
比べてみると、ペリカンのブルーブラックを入れた74Fの方が、パイロットブルーブラックを入れた912POより明らかに裏抜けしにくいのですが、個人的なメモ書き程度なら気にならないレベルです。

持ち歩く万年筆の本数が増えると困るので、雑用には912POを使うことにしました。
74F透明軸はまた別の用途を考えることにします。

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「Nikon 1 V1」を買ってしまった

2011/12/22 22:51
以前から漠然と「そろそろデジタル一眼が欲しいな……」と思っていましたが、とうとう買ってしまいました。
10月に発売された「Nikon 1 V1(薄型レンズキット)」です。

【◆リンク:Nikon 1 J1 | ニコンイメージング】


……店員に捕まって回避できなかったとも言います。

▼選んだ理由

まず、飛行機や新幹線での移動で持って行くことが多いことを考えて、サイズが大きなデジタル一眼レフ機は選択肢からはずしていました。

買うならコンパクトなミラーレス一眼。
その中でも候補にしていたのはソニーのNEX-5Nか、ニコンのNikon 1 V1。

画質では、イメージセンサのサイズが大きなNEX-5Nに定評があります。
Nikon 1 V1はレンズ交換式デジカメとしてはイメージセンサが小型です。それに、センサー部分もレンズの規格も新設計というのも少し不安があります。

実機を持った感じでは、V1の方が手に合うようでした。
NEX-5Nはレンズ径の割に本体が小さいので、ちょっと右手のホールド感が良くない印象です。
Nikon 1 V1のレンズは小型で軽いというのもあると思いますが。

決め手になったのは、Nikon 1 V1のAFの速さです。
シャッター半押しからすぐに合焦するのは、大きなアドバンテージだと思います。
はじめは、安くなっていたこともあってNEX-5Nをと考えていましたが、このAF速度で一気にNikon 1 V1に転んでしまいました。

電子ビューファインダーを内蔵しているのもV1の面白いところです。
NEX-5Nにもオプションで追加できますが、こちらは付けるとアクセサリーターミナルが使えなくなってしまいます。

▼薄型レンズキット

Nikon 1 V1のレンズキットに付属するレンズは、10mm f/2.8の広角単焦点レンズ(35mm換算で27mm)。俗にパンケーキレンズと呼ばれる薄型のレンズです。

単焦点レンズはコンパクトで機動力があるので、いずれ必要になるレンズです。
特に、小型で振り回しが効き、AFが速くてフレームに入った被写体を即座に撮るという、Nikon 1のメリットをより大きく引き出すにはいい組合わせです。
できれば、もう少し明るいレンズだと良かったと思いますが。

レンズキットでその単焦点レンズを同梱しているのはいいのですが、V1だと他の選択肢がないのが不思議です。
下位機種にあたるJ1には標準ズームレンズキットとダブルズームキットがあるのに、どういうわけかV1にはありません。

もっとも、最初に使えるレンズがどれかというだけのことなので、予算ができ次第、標準ズームレンズは買うつもりでいます。

▼予定とか

今後の予定として、ひとまずは標準ズームレンズとそれ用のフィルター。
あとは、スピードライトくらいは用意しておこうと思っています。

そして、急な衝動買いで予定外の大出費になってしまったので、PS Vitaは大幅に先延ばしになってしまいました。
なんだか初期生産トラブルも出ているようなので、これはこれで良かったのかもしれません。
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パイロット「カスタムヘリテイジ912PO」を使ってみた

2011/12/08 00:00
パイロットの主力万年筆「カスタムヘリテイジ912」は、ペンの両端が切り落とされたようなデザイン、黒+シルバーのカラーリング、現行全てのペン先が揃っているというのが特徴です。

その中で、PO(ポスティング)は極細系の特殊ペン先。
パイロットの公式の説明では「ペン先を下向きにした硬めの極細字」となっています。

9月のはじめ頃、この912POを購入しました。使いだしてからだいたい3ヶ月たった感想です。

912PO


▼買った理由

私が普段主力に使っているペン先は、軟らかいFA(フォルカン)です。

FAは1本でEF〜Mくらいの幅広い字幅を書けますが、とても軟らかいペン先なので細字を安定して書き続けるのには難があります。
そこで、FAを補完する目的で、POのペン先を購入しました。

POは以前から興味があったペン先ですが、「硬め」ということでしばらく避けていました。
それに、極細ならすでにエラボーSEFがあります。
でもやっぱり、ちょっと変わったペン先を持ってみたいと思って、つい買ってしまいました。

▼ポスティングの書き味

私は以前、普通の極細ペン先の912EFを試し書きして、ペン先の硬さとカリカリする引っかき感が嫌で購入を断念したことがあります。
近隣の文具屋にはPOなんて特殊ペン先を置いているところはなく、試し書きはできません。
パイロットの説明では「ペン先を下向き」で「硬めの極細」。EF以上に硬くてカリカリしそうです。
購入はかなり賭でした。

ところが、実際に912POを使ってみると――

筆圧をかけてもペン先があまり開かない点では確かに「硬め」ですが、手に返ってくる反動は軟筆のようにソフトです。
912EFのような普通の硬めのペン先より、エラボーSEFに近い印象を受けました。エラボーSEFペン先が持っているバネをやや硬めにした、という感じです。
ペン先が下向きに傾斜しているので、紙からの圧力が直接手の方向にかからず、ペン先の上に抜けているのかもしれません。

そして、筆記は軽くて滑らか。
下向きのペン先のおかげで、どんな角度でペンを持っても紙に当たるのはペン先の一番先端。
そのため、紙の抵抗がほとんどなく、すべるような筆記ができます。先端で書いていても引っかく感じがないのはさすがです。

字幅はほぼ一定で、ほとんど変化しません。筆圧の影響を受けにくいのがPOの特徴です。
線は水性ボールペンで書いたもののようにも見えます。
万年筆らしさはあまりありませんが、手帳などに細かく書き込むには便利です。

ペン先にかかる圧力に強いので、乗り物の中など不安定なところでも使いやすいというメリットもあります。

▼高速筆記にも使える

はじめはただ安定した細字万年筆として使っていましたが、しばらく使っているうちにPOは速記にも向くことに気づきました。
普通のペン先よりも滑りがよくて、高速筆記に使いやすいです。

速記に使う時は、軸の後ろの方を持ってかなり寝かせ気味にすると楽に感じました。
私は軸の後ろにキャップを差して、そのキャップのリングあたりをつかむように持っています。
正確に計っていませんが、ペンの角度は45度を下回って、30度近くまで寝ていると思います。
ここまで倒しても、紙に当たるのはペン先の一番先端だけ。紙やインクの抵抗がなく、すらすらと書けます。
細字で長時間の速記メモをするにはすごく便利です。

とはいえ、細字系のPOはインク流量が決して多いわけではないので、速記用に調整してもらったプロフィット21長刀MFほどの速度は出ないのですが。
【◆関連:セーラーのペンクリニックにいってみた】

▼823POのこと

実のところ、POのペン先は丸善が世界の万年筆展で出していた823POで手に入れられないかと思っていたのですが、福岡→東京はなかなか行く機会がなく……。
でも、823は書き始めに一手間多くかかってしまうので、912でよかったかもしれません。
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パイロットのペンクリニックに行ってきた:福岡→熊本 甲玉堂

2011/11/17 23:34
2011年11月5日、熊本の甲玉堂でパイロットのペンクリニックがあるというので行ってきました。2ヶ月連続のペンクリニック行きです。
博多駅から九州新幹線で熊本駅へ。そこから路面電車に乗って通町筋で下車。
アーケード街に入ってすぐ。

こう書くと簡単にたどり着いたように見えますが、路面電車の乗り場がわからなくて熊本駅で迷ったり、路面電車の駅名の読み方がわからなかったり、路面電車を降りたあと向かう方向を間違えたりしています(´Д`;)ヾ

▼2本目の823FAを買ってしまい


今回のペンクリ行きの目的は、2本目の823FAの調整です。
2本目、です。
購入はアサヒヤ紙文具店の通販。
【◆関連:パイロット「カスタム823 FA」を買ってみた】

2本目を買ったのは、仕事が忙しくて残業連打で疲れていたというのが一番大きな理由ですが、使い続けるうちに生まれてきた違和感があります。

823FAペン先


右側が1本目のペン先、左側が2本目のペン先です。

些細なことですが、1本目のペン先は切り割りがハート穴からまっすぐ出ていません。わずかに左にずれています。
ペンポイントでは中央に入っているので、筆記には影響しません。
でも、これがけっこう気持ち悪い。

フォルカンはペン先にほとんど飾りがないので、この切り割りのズレがペンを捻っているかのような錯覚を生むのです。
書き始めは問題ないですが、しばらく書いていると左に寄っている切り割りのせいでペンを左に捻っているように感じてしまい、うまく紙に当たっていないような気がしてきます。

そのうち慣れるかと思っていましたが慣れないままで、いまいち気分良く書けないなーと思ってしまい、つい2本目を買ってしまいました。

▼インクフローが多かった


届いた新しい823FAにインクを入れて早速書いてみると――
なんだか字幅が太い……。

823FA調整前


同じくらいの筆圧で書いているはずですが、字幅にFとMくらいの差があります。

しかも、新しい方はインクの量がだいぶ多い。
普段使っている手帳の紙は万年筆に強いとされるトモエリバー紙ですが、その上に書くと書いた線の上にインクが盛り上がり、ふやけたようになってしまいます。当然、インクはなかなか乾きません。

こんな状態なので、せっかくのフォルカンなのに字幅の変化はほとんどありません。
かなり筆圧を下げても字幅はそのまま。
字幅が変化しないフォルカンは意味がありません。

▼2本目の823FA調整


この2本目の823FAをペンクリで見て貰うと、1本目より切り割りがやや開き気味になっているということでした。
いちおう、フォルカンの仕様としては許容範囲だそうです。
でも、そのままでは使いにくいので、1本目のペン先に合わせて調整してもらいました。

そして、切り割りの開きを絞って貰った結果がこれです。

823FA調整後


UEFに迫る極細からMに近い線まで、1本のフォルカンで幅広い線を書けるようになりました('▽')

少し強めに絞っているということで、1本目よりやや線が細めになっています。
しばらく使っているうちに調整が戻って、だいたい同じくらいの太さになるはずだということでした。
もともと買ってすぐのフォルカンなので、3ヶ月くらいは様子を見ないとペン先は落ち着かないと思います。

▼ついでにエラボーSEFの話


今回はひとり2本までOKということだったので、手持ちのエラボーSEFについても少し話を聞いてみました。
【◆参考:パイロット「エラボー SEF」を買ってみた】
【◆参考:透明プラ軸の「エラボー SEF」】

今使っているエラボーSEF(透明軸仕様w)は、使っているうちにペン先の上にインクがにじんでくるという問題があります。
筆記には問題なく、インクが垂れてくることもありませんが、ペン先がすぐ汚れてしまうのが気になります。
そこで、これが不具合なのかどうか、あるいは調整でなんとかなるものか聞いてみました。

結論としては、「エラボーの特殊なペン先の形状から来る現象」ということでした。

同じ現象を起こすエラボーは結構あるようで、筆記に影響があるようなら修理に出して欲しいということです。

▼今回買った万年筆


なんだかペンクリに行くたびに万年筆を買っている気がしますが、今回も買ってしまいました(´Д`;)ヾ

今回は普通のカスタム74 EF 透明軸です。
最近は同じクラスのものはカスタム92に置き換わってしまって、なかなか74を見かけなくなっています。
そんなことをペンクリに来ていたパイロットの営業のひとと話していたら、各地の拠点在庫を探してもらってしまい、流れからそのまま購入してしまいました。
……営業手腕が凄すぎるw

もっとも、カスタム74 EF 透明軸は近いうちに買うつもりでした。
コンバーターを使うのでインクトラブルに対応しやすく、メンテナンスも簡単で、透明軸なのでインクの状態がわかりやすい――と、なかなか使い勝手のいい万年筆です。

▼その他


大型15号のフォルカンはやっぱりというかあまりないようで、珍しがられてしまいました。
話題作りにはいい万年筆ですw

ちょうどカスタム一位が出た直後だったので、営業のひとにとにかくカスタム一位を猛プッシュされました(´Д`;)ヾ
三越でちょっと見かけましたけど、確かに一位は欲しくなる万年筆です。手触りはいいし、ペン先は15号バイカラーで迫力あるし。
でも、ちょっと高い上に、手持ちのペン先ラインナップに上手く入り込む所がないのです。
なんとかかわし続けて回避しましたw

ずっと悩んでいるキャップレス マットブラックは今回も回避。

昼は熊本駅近くで食べようと思ったら、意外と食べるところが少なくて失敗。甲玉堂付近にある商店街で食べるべきでした……。
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パイロット「カスタムヘリテイジ 912 UEF」買ってみた

2011/10/18 17:00
大阪行きの続きです。

パーカーの「インジェニュイティ」を買ってみるつもりでしたが、試し書きしてみて見送り。使うつもりだった予算が浮きました。 【◆関連:パーカーの第5世代のペン「インジェニュイティ」を触ってみた】

それで何も買わずに帰るのかというと、そんなことはなく、あまり離れていない場所にあるナガサワ文具センター梅田茶屋町店で、パイロットの「カスタムヘリテイジ 912 UEF」を買ってきました。

UEFは912の通常ラインナップにはない超極細のペン先で、極細のEFペン先をペンドクターの広沢氏がさらに細く研いだものです。
そのため、軸は通常の912と同じ。ペン先の字幅刻印もEFのままです。
でも、5mm罫に余裕で2行書くことができるくらいに細い線が引けます。目測で、おおよそEFの半分くらいの字幅です。

912 UEF



▼超極細ペン先の書き味


細字のペン先はそれだけ尖っているので、紙を引っ掻くようなカリカリ感が出てきてしまいます。
特に、超極細ペン先の代表作ともいえるセーラーの細美研ぎは、ペン先の鋭さから、まるでカッターの刃で紙の上をなぞっているかのような感覚すらあります。
このカリカリ感が嫌で、私はあまり極細のペン先は買っていませんでした。

ところが、912 UEFはほとんど引っかかりがありません。
通常の912 EFより滑らかに感じるほど。
もちろん、まったく引っかかりがないというわけではありませんが、「EFはカリカリしてどうしてもダメだ」という私が不快に感じない程度には書くことができます。
まさに、名工の神業です。


▼2本のUEF


912 UEFは、店頭には2本ありました。
ところが、この2本を試し書きしてみると、ペン先はまるで別物。
手作業で研いで作られたペン先の面白さです。

初めに書いた方はペン先が柔らかく、字幅の変化が大きなものでした。
軽く力を加えると、EFかFくらいまで、ふわっと線が太くなります。
まるで、極細のフォルカンのような書き味で、線もまるで筆で書いたように豊かに変化します。
柔らかいだけあって、ペン先の筆記感も、こちらの方がなめらかでした。

もう一方は、ペン先が硬めであまり字幅が変化しません。
力を加えると少し太めの線にはなりますが、それでもまだEFより細いくらいです。
まるで、0.18mmくらいのニードルチップのペンで書いたような、安定した超極細が書けます。
やや硬めの分だけ、少しカリカリ感がありました。

普段の主力が超軟筆のフォルカンなので、どちらかといえば前者のペン先が好みですが、いくつかの理由から後者の方を購入しました。

まず、柔らかいペン先は左下方向の線が苦手です。切り割りで引っかかりやすいのです。
中細くらいのフォルカンでも接紙角度が悪いと引っかかるのに、超極細で柔らかいと書くときにかなり気を遣いそうです。

次に、UEFは、EFでは書けない線を引けた方が使うことが多そうだと思いました。
ペンケースに入れている万年筆はどれも用途がかぶらないように選んでいるので、ペン先にはっきりとした違いがある方がいいです。


細字系の万年筆は手持ちで十分だから次は太字方向を――と考えていましたが、予定外の超極細になりました。
しかし、カリカリ感から回避していた細字系に、思いもしない快適な1本が加わって、なかなか満足のいく買い物です。
金額も、ちょうどインジェニュイティと同じなので、結果オーライです。

セーラーのクロスポイントエンペラーが欲しいと思っているのですが、これは来年になりそうです。
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パーカーの第5世代のペン「インジェニュイティ」を触ってみた

2011/10/17 23:45
鉛筆、万年筆、油性ボールペン、水性ボールペン(ローラーボール)に続く、新世代の筆記具としてパーカーが発表した「インなんとかさん」
名前が覚えにくい上に言いにくいです。
「創意工夫」という意味で「ingenuity」らしいですが、もう少しわかりやすい名前にすればいいのに。

地元福岡での発売は12月から。
でも、ちょうど大阪に行く機会があったので、先行販売している店の1つである、大丸梅田店で少し触ってみました。

結論から言うと、私の感想は「21,000円の超高級サインペン」です。

いろんな筆記具のいいとこ取りを目指したらしく、それがうまくまとまっているのはさすが老舗のパーカーです。
しかしそれはつまり、他の筆記具でも十分実現できる性能です。
むしろ、特化してる方が、より特色が出せることもあります。

「インなんとかさん」を試し書きするのは、大阪行きの目的の1つだったので、普段使っている筆記具も比較のために持って行きました。
持ち込んだのは2本。

セーラー「プロフィット21 長刀研ぎMF」(万年筆,ペン先調整済み / 25,000円)
カランダッシュ「849 ハイラインコレクション」(油性ボールペン / 5,250円)

書き比べてみると、持ち込んだ「プロフィット21 長刀研ぎMF」を超える感じはありませんでした。
カランダッシュ 849とでは、筆記感では優劣付けがたいですが、コンパクトで鉛筆と同じデザインの849の方が小回りはきくと思います。

▼「インなんとかさん」の良かったところ


ペン先はなめらかで、動きは軽快。
サインペンのような筆記感ですが、摩擦感はほとんどなく、すぅっと線が引けます。まるで筆圧はいりません。

インクの乾きは早く、にじみはほとんど見られませんでした。水性インクのようですが、耐水性があるもののようです。
これだけ乾きが早いのに、ペン先は乾きにくいというのはすごいと思います。

リフィル交換式なのでペンの管理は簡単。
中身だけを入れ替えれば、本体はそのままでずっと使えます。掃除などのメンテナンスも必要ありません。

サインペンのようなペン先と筆記感ですが、意外と線に表情が出るようです。
筆圧を下げると細めの線が引けて、そのコントロールもしやすく感じました。

パーカーの矢印クリップが付いてます。

▼「インなんとかさん」のいまいちだったところ


はじめは、ペンが重すぎず大きな欠点もなく、ネタとして買うには高いけど悪いものではないと思っていましたが、試し書きを続けていて気になったところがいくつかありました。

独特の筆記感はなめらかで軽快ですが、接紙感があまりありません。どんな紙でも平凡な書き味です。
紙の特徴が筆記感に反映されないので、ちょっと面白みがなくなってしまいます。

サインペンっぽい筆記感の割りには線に表情が出るといっても、やはり万年筆ほどではありません。
また、サインペンのような線は、人に見せる文字を書く時は合わないシーンが出てくると思います。

そして決定的なことに、速記への追随性があまり高くありませんでした。
もちろん、「インなんとかさん」は水性インク系筆記具なので、普通の油性ボールペンよりは速く書くことができます。おそらく水性ボールペンくらいの速記はできるはずです。
でも、私が持ち込んだ「プロフィット21 長刀研ぎMF」では十分追随できる筆記速度で、「インなんとかさん」は線がかすれてしまいました。
私のプロフィットはペンクリニックで速記向きに調整してもらったものだということもありますが、ちゃんと調整した万年筆なら、筆記そのものでは負けないと思います。 【◆関連:セーラーのペンクリニックにいってみた】

▼ほかの筆記具を比べてみる


「インなんとかさん」のアピールポイントは、「なめらかな書き味」で「取扱いが簡単」で「インクの速乾性・耐久性」があるもの。

試し書きしていて、ほかの筆記具でも当てはまりそうなものは結構ありそうだと思いました。

ゼブラの「スラリ」は十分いけるんじゃないかと思います。105円で安いですし。
三菱鉛筆の「ジェットストリーム」も157円でいいですが、こちらはちょっとインクの耐久性に難があるので……。
個人的にはカランダッシュの書き味が好みですが、これはだいぶ趣味アイテム。

マーカーペンでは、ゼブラの「紙用マッキー」があります。極細なら1本126円。色展開は20色。マーカー特有の筆記感はありますが、すぐ乾いて耐水性が高く、扱いは簡単。


「インなんとかさん」の21、000円という価格は、国産のミドルクラス万年筆が買えるレベルです。
しかも、リフィルも1,050円と高価。
「高級さ」や「デザイン」に対する満足感はあるとは思いますが、筆記具本体の性能には値段の割りにあまり魅力を感じなかったというのが正直なところです。
記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0


コクヨのSYSTEMICにほぼ日手帳を入れて使う

2011/10/10 00:10
私は手帳にシステム手帳を使っていますが、この時期になると話題に上がる「ほぼ日手帳」も気になります。

ほぼ日手帳のデイリーページは、今使っているシステム手帳のリフィルとレイアウトがほぼ同じです。
24時間のバーティカルタイムラインに、方眼メモ、タスクチェックリスト。
使い方は大きく変わらないと思います。

マンスリーがこれまで使ったことがないブロックタイプなので、その使い方には少し戸惑います。
今書き込んでいる内容をうまく詰め込むことができれば、移行できそうではありますが。

▼ほぼ日手帳カバーの不満点


実は2011年版のほぼ日手帳も買ってはみたのですが、運用には挫折してしまいました。
大きな理由は、手帳本体よりカバーにあります。

まず、手帳カバーの端が意外と柔らかくて、片手で持つ時に滑りやすいことがあります。
表紙が柔らかめで曲がりやすいのも、片手持ちしにくくしているところかもしれません。
表紙の柔らかさには下敷きをA6サイズにカットして差し込んで対応してみましたが、端はもう少ししっかりとした硬さがある方が好みです。

もう一つ、ペン差しがあるのも私にはマイナス要素です。システム手帳のカバーも、まずペン差しがないものを探すくらい。
手帳は基本的に開きっぱなしにして使うので、手帳から飛び出たペン差しがあると、資料やノートに当たって邪魔になってしまうのです。
内側に折りたためるものや柔らかい素材ならまだいいのですが、ほぼ日手帳カバーのペン差しは大きなものが外側に2つ飛び出ているので、かなり気になってしまいます。

▼SYSTEMICに入れてみた


ほぼ日手帳はA6サイズの手帳なので、A6サイズカバーなら他のカバーでも使えます。
そこで、不満点対策として、コクヨのSYSTEMICに入れてみることにしました。

SYSTEMICでほぼ日


幅は若干、高さは4mmほど、SYSTEMICの方が大きいです。
表紙は端まで硬くはっ水加工の布製で、片手でも滑らずに持ちやすいのは思った通りでした。
ゴムバンドで開かないように止めることもできます。

しおり紐は、ほぼ日カバーと同じで2本。
区別しやすいようなマークはありませんが、マンスリーとデイリーの間にブックダーツを1枚挿しておけば十分です。

SYSTEMICは、使い始めはほぼ日手帳の厚さギリギリで少し固めですが、カバー素材が布製なのでしばらくすれば柔らかくなってきます。
ポケットの少なさが欠点ですが、もともとあまり手帳ポケットは使っていないので問題ありません。せいぜい、切手と名刺を数枚しか入れていませんし。

SYSTEMICでほぼ日(開)


広げてみると、運用面積に差が出てきます。

ほぼ日手帳カバーは、ペン差しの分だけ、手帳本体よりも左右に広く面積が必要になってしまいます。

SYSTEMICはカバーサイズの分だけで済みます。

開きっぱなしで使うなら、結構大きな差です。
これなら今使っているシステム手帳の代わりとして使っていけるかもしれません。
とはいえ、システム手帳の方も、すでに2012年用の準備を済ませているので、移行するとは決めているわけではないのですが(´Д`;)ヾ
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福岡から大分まで、パイロットのペンクリニックに行ってきた

2011/10/08 22:30
9月の初め頃。
普段使っている万年筆、パイロット カスタム823FAのペン先がざらつくようになってしまいました。
少し硬いものでこすった記憶があるので、それが原因なのかもしれません。
FAはすごく柔らかいペン先なので、ざらつきも大きく感じます。
ペンクリニックがあれば良かったのですが、しばらく近郊でなさそうだったので、近所の文具屋からメーカー修理に出しました。

戻ってきたのはおよそ2週間後。

――ざらつきが大きくなっていました(´д`)

極軟調のFAはクセが強いので、そういうこともあるかもしれないとは思ってましたが、本当にこんなことになるとは……。


改めて、月が変わってパイロットにペンクリの日程を問い合わせてみると、直近では10/7〜8に大分の明石文昭堂で、さらに月末の10/29〜30に地元福岡の三越で開催が予定されていることが聞けました。

1ヶ月もざらつきのあるペン先を使うのは我慢ならない!

ということで、朝5時に起きて、特急ソニックに乗って大分まで行ってきました('▽')
片道2.5時間。割引のきく2枚切符で往復6,000円。

明石文昭堂は駅東口を出てすぐ右側で、迷わず到着。
ほぼ開店直後に着いたこともあってまだほとんど人はおらず、すぐに万年筆を見てもらえました。

調整の内容は――なにやら緑色のシートでペン先をぐにぐにとやってた感じ。
柔らかいFAのペン先にそんなに力を入れていいのかってくらいで、見ていて不安でしたが。

調整が終わり、かき割りの内側の引っかかりを取ったという823で書いてみると――
書き味がだいぶ楽になってました!('▽')b
少し動きが重たい感じがしますが、ペン先が馴染んでないから仕方ないことだと思います。
このまま1〜2ヶ月使っていれば変わってくるはず。

----

それからしばらく、万年筆コーナーを中心にいろいろと物色。
別府は観光地として名が知られているとはいえ、わざわざ遠方から万年筆を買いにくるようなひとは少ないようで、珍しいものをちょっと発見しました。

まず、ペリカン M800デモンストレーター。通販サイトなどでは比較的早く完売してしまった人気アイテムですが、青縞のM800と一緒に並んでました。
さすがに6万近い金額は簡単には出せないので、眺めただけですが。

それと、パイロット ミュー90。ステンレス製で軸とペン先が一体になった万年筆。限定品な上にデザインが良いのであっというまに売り切れたものです。
これも店頭に並んでました。
普段使っているのが柔らかめのペン先で、ミュー90の硬いペン先は合わないかと思いきや、細めの軸は持ちやすくて意外と楽に書けます。筆記感は万年筆とボールペンの中間といった印象でした。
12,600円で十分に手が届く価格でかなり悩みましたが、コンバーターがCON-20しか使えないのと、買っても使わずにコレクションになってしまいそうだったので断念。使わないコレクションに1万は、ちょっと高いです。


しかし、やっぱりミューのデザインには惹かれます。
買わないとは決めたあとも、しばらく試し書きしてみたりと物欲しそうに(!)していたら、店員の方が奥から「変わったものがある」と1本の万年筆を持ってきてくれました。

パイロット ミューストライプ


パイロット ミュー ストライプ。
倉庫から出てきた掘り出し物だそうです。
小さな傷があるものの、あまり気にならない程度。
見た瞬間に気に入って、即断で「譲ってください」と。
定価から2割引の4,000円で購入しました。
ミュー90の元になったミュー701のバリエーションの1つで、名前の通りエッチング処理された黒のストライプが特徴の万年筆です。
買った時は「かっこいい万年筆だなー」くらいでいましたが、帰りにググってみたら、あまり数がなくて珍しいものらしくてびっくりです('Д')

パイロット ミューストライプ(ペン先)


ミューの特徴になっている、軸と一体になったペン先はこんな感じです。字幅はF。
コンバーターは買わずに、カートリッジをひと箱用意しました。
でも、珍しいものなら、使うのはちょっともったいない気もします……。

ミュー90とミューストライプでは、重量はミューストライプの方が少し軽く感じました。
軸はミューストライプの方がやや細め。
そのため、ミューストライプの方が小回りがきいて取り回しはしやすく感じます。

何より大きな違いは、ミュー90は「デザインの美しさがある工芸品」といった雰囲気があるのに対して、ミューストライプは徹底して「道具」という感じがするところだと思います。
スマートさと無骨さが共存するような、面白い造形美があります。


このミューストライプのおまけに、パイロットの「万年筆お手入れセット」と1本差しペンケースもつけて貰いました。
突発で遠征したペンクリ行きでしたが、思いもしない戦利品もあって大満足です。
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透明プラ軸の「エラボー SEF」

2011/06/23 23:01
パイロットから、新タイプのエラボーが発売されました。
サイズは従来型とほぼ同じ。
軸の素材が金属からプラスチック(AS樹脂)に変更。
約34gから18gへと大幅に軽くなりました。

待望の軽量エラボーですが、今のところは買う予定はありません。
というのは、私はすでに軽量エラボーを手に入れてしまったからです。

透明プラ軸エラボー


透明プラスチック軸のエラボーです(*'-')b
新色にもありませんw
(2ch 文具板のPILOT万年筆スレにも貼ったので見た人もいるかも?)

エラボーの首軸はカスタム74の胴軸に装着できるという話をきいて組み合わせてみました。

キャップと軸は、よく行く文具屋の「とうじ」で注文。店員に相談して、修理部品として取り寄せてもらいました。合計で4,305円。


エラボー本体から外した首軸を取り付けてみると、胴軸側は違和感なくぴったりはまります。

キャップのほうは、首軸が長いのでネジの回転がかなり少なく、だいたい1/2回転ほどしか締まりません。
インナーキャップは密閉されるので、問題はないと思います。

カスタム74+エラボー



▼筆記感

もともと癖のあるエラボーですが、ますます性格が尖った変わった万年筆になります。

軸のバランスは、カスタム74よりやや後ろよりになる――というより、首軸が長くなった分だけ後ろにずれる感じ。
カスタム74と同じ位置で持つとペン先までが遠くなってしまいます。
それじゃあと、ペン先から指先までの距離を慣れた位置に合わせると、重心が後ろに。
ちょっと、バランスを取るのが難しい印象でした。

軸が軽くなったので、自重による筆圧サポートがありません。
そのため、インクの出方が良いといわれるパイロット製のブルーブラックインクでも、インクの出が不安定になることがありました。
ちょっと軽めの力で寝かせ気味の持ち方という、あまり筆圧がかからない書き方をすると、ものすごく線が細くなります。

寝かせてゆっくり書くなら、柔らかさでは上のはずの823FAの方が、はるかに安定した線を書けます。


ただ、エラボーは首軸側を持ってやや立て気味で書いた方が書きやすい万年筆らしいです。

では、そういう持ち方をしてみると――けっこう書きやすい感じです。

あまり重さがないので、ペン先を思うようにコントロールしやすくなって、線に変化を付けやすくなりました。
極細硬筆系の筆ペンのような線を書くことができて、ちょっと字が上手くなったような気すらしてしまいます。

しかし、筆圧をかけておかないと線が細くなりすぎて安定しないのが困りどころ。
金属軸の重さを支える必要はなくなりましたが、筆圧をかけておかないといけないので、やっぱり長文では疲れてしまいます。


極細のペン先なのに軟調で引っかからないという、手帳用万年筆としては最高のペン先を持っているのに、全体のバランスで見るといまひとつ主力になりきれない感じのエラボーSEF。
でも、重くて疲れやすい金属軸よりは、74プラ軸の方が扱いやすいと感じました。いちおう、すぐに戻せるようには置いているけど、たぶん戻さないと思います。


ちなみに、新樹脂軸エラボーと比べて、このカスタム74+エラボーは大容量コンバーターのCON-70が使えるというメリットがあります。
あと、インク残量がわかりやすいのも便利なところ。

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ピザクック「牛カルビ&サーロインステーキピザ」

2011/06/06 22:27
頻繁にピザを口にできるほどお金に余裕はないので、ものすごく久しぶりにピザを注文しました。
店は、個人的には宅配ピザで一番おいしいと思っている、ピザクック

注文したのは、

牛カルビ&サーロインステーキピザ。(Sサイズ 期間限定1100円)

牛カルビ&サーロインステーキピザ


肉――('▽')――!!

あーんど

チ――('▽')――ズ!!



少し甘めのソースで味付けされた牛カルビ



ごろごろっとのっているサイコロステーキ

という、なんかもう「いいから肉食っとけ肉!」という感じのピザw

この肉の味を消さずにさらに引き立てるチーズの味も、これだけ山盛りでもどっしり支えるしっかりした味のピザ生地もすごい。
そして、かなり味は濃いめなのに、しつこさが全然ない。

もう少し安ければ、もっといいんだけどなぁ。
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三菱鉛筆「スタイルフィット」の新タイプホルダー「スタイルフィット マイスター」を買ってみた

2011/06/05 23:44
スタイルフィットの新しい軸が出ていたので、かなり悩んだけど、買ってみました。

スタイルフィット 新軸


買ってきたのは5色用のブラック。入れてるリフィルは、ブルーブラック・赤・緑・ピンク(紫に見える)・ライトブルー。

▼これまでの5色ホルダーから良くなったところ

尾軸側が細くなった。また、クリップが細く長いデザインになったため、全体的にスリムに見える。

ノック部分が小さくなったので、胸ポケットに入れても痛くない。

クリップが丈夫な作りになった。

シャーペンの芯出しノック機能が軸側に作られたため、シャーペンリフィルの使いやすさは上がった。消しゴム付き。

▼これまでの5色ホルダーから悪くなったところ/改善になってないところ

軸全体につや消し加工がされているため、従来の軸より滑りやすくなっている。特に、指が乾燥している時は滑りやすい。
また、軸首側は従来より太くなっているため、持ちにくいと感じることもある。
軸色にもよるけど、黒は指の皮脂が付くとすごく目立つ。
(2011/6/8 追記)
黒軸だとだいぶ目立つ皮脂汚れですが、佐々木商店の「つやふきん」で軸を拭いておくとあまり気にならないくらいに抑えられそうです。
プラスチックの軸をわざわざ「つやふきん」で磨くというのもどうかという気はしますが、気分良く使いたいなら有効です。

軸色を判別する窓が小さくなったため、色の判別が難しい。似た色を入れていると、かなりわかりづらい。
ちなみに、ノック部分が小さくなったことと、軸首が不透明になったこともあって、いま出ている芯がどれかもわかりにくいことがある。

軸首が完全に不透明になったので、インク残量は全くわからなくなってしまった。予備のリフィルは常に用意しておく必要があるかもしれない。

ボールペンリフィルのみを使っている場合、シャーペン用の芯出しノック機能は無駄にしかならない。

▼その他

スタイルフィットのリフィルは、パイロットのFEEDシリーズや多色タイプDr.GRIPにそのまま入るので、私はこれまでFEEDの4色軸で使っていました。

FEED+スタフィ


この軸を使う場合の問題点は2つ。
ノック部分の色が黒・青・赤・緑で固定になること。
軸先端の穴がほんの少し大きくて、わずかにペン先がぐらつくこと。

そのほかには問題はなくて、今回の新しいスタイルフィット軸よりも使いやすいように感じます。
せっかく買ったので、芯スタフィ軸をしばらく使ってみるつもりですが……なんだかすぐに元に戻ってしまいそうです。
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セーラーのペンクリニックにいってみた

2011/05/29 17:46
セーラー万年筆がときどき開催している万年筆のメンテナンスイベント、ペンクリニックに初めて行ってきました!

会場は神戸にあるNAGASAWA PenStyleDEN
福岡から神戸は近くはないですが、新幹線で2時間半程度。それに、近々また仕事が忙しくなりそう。
ちょうど欲しい種類の万年筆もあったので、ちょっと行ってみることにしました。

博多駅から新幹線に乗って、店に着いたのは開店10分前くらい。すでにそこそこ人が集まっていました。

いちおう手持ちの万年筆は一通り持って行ってましたが、今のところこれといってトラブルなし。
ちなみに、全部パイロット製。セーラーのペンクリニックはメーカー問わずで受け付けてくれますが、パイロットとセーラーの調整方針の違いから、書き味がまるで別物に変わってしまうようです。

ひとまず、目的の万年筆選び。
今回探していたのは、
早書き用。議事録取りなどにも使える、疲れない速記万年筆。さらに、多少ラフに扱っても平気なもの。
M(中字)以上のやや太めの線。F(細字)〜M(中字)は823FAでカバーできているので、その範囲外のもの。
目標の字幅は、1cmマスに1文字以上。

……連続で買ってるようですが、823FAのブログ記事が遅くなっただけなんです(´д`)

◆万年筆選び

店員のひとと相談しながらいくつか試し書き。

希望を伝えて、10本くらい試した結果、選んだのはナガサワオリジナルプロフィット(セーラー万年筆製)。21金のペン先で、軸のサイズは中型。だいたい22gと軽量。
ペン先は、長刀研ぎのMF(中細)。

プロフィット 長刀MF


長刀研ぎはセーラーがウリにしている特殊ペン先のひとつで、ペンポイント(接地する部分)が長めに作られていて線幅の自由度が高くなっているもの。
MF(中細)というと普通はM(中字)より細くなりますが、ペンを寝かせ気味に持つ私の書き方だと太字と同じくらいになります。

地元の店で長刀のMサイズのものを試し書きした時は、書き出しに難があって、しかもときどき筆記がざらつく感じでした。
なんとなく、持つ角度が難しいペン先という印象。

ところが、ナガサワで試し書きしたものは当たりだったようで、ざらつきがなくなめらかな書き味。
なかなか良さそうだったので、その長刀MFを購入。

◆いったん離脱

当たりの万年筆を引いて、すでに十分なめらかなので調整の必要はなさそう。
ということで、店を離脱。
目的の万年筆は手に入りましたが、ペンクリには参加できず不完全燃焼。
しかし、他に用事があるわけでもないので駅方向へ。

ここで、ふと気まぐれ。

マクドナルドに入って日記を書く気になったりしました。
普段なら外で日記を書くのは、乗り物での移動中や待ち時間など、ほかにすることがない時くらいなのに。

カフェモカ頼んでシステム手帳を広げて、持ってきていた823FAで書き込み。
そして、買った長刀MFのことを書こうとしたところで、ついでだからさっそく使ってみようなんて思いつきました。

せっかく雨対策をしてもらったところですが、開封。
テーブルの上に箱を広げて、軸を外してカートリッジインクを装着。
持ってきていた手帳(3冊あった)から測量野帳を選んでてきとうに落書き。

――なんかおかしい。

住所や名前や横8の字を書いていると、ときどき違和感。
持ち方を変えたり、ひねりを見たり。(ちなみに、ルーペは持って行くのを忘れた(´д`))
すると、左から右への横画の時だけざらつくことに気づきました。

店頭で試し書きした時はカウンターで立ったまま。マクドナルドで書いた時は座った状態。
姿勢が変われば手首の角度も変わるのは当然で、もちろんペンの角度も変わります。
それなら、より普段の使い方に近い、座った状態で書き味を確かめないと十分とは言えません。
それで違和感があるようなら、調整が必要。

今ならまだペンクリに間に合う……!

慌てて残り1/3くらいのカフェモカを飲み干して、やや駆け足気味にナガサワへ。
ペンクリ会場に行くと、1時間待ちとのこと。
昼食には丁度いい時間だったので、携帯番号を伝えて地下街で時間まで待つことにしました。(この後、広くて複雑な地下街でしばらく迷う……)

◆ペンクリニック

順番が来たので、ペンドクターの長原幸夫氏に買ったばかりのペンを見て貰いました。

症状を伝えると、ペン先を見て「あぁ……」とひとこと。
そして、なにやらペン先を指で挟んで押さえてぐにぐにと。
微細なペン先の調整にしては、ずいぶんと……なんというか、おおざっぱな……?
という気もしましたが、その辺は経験による鋭敏な感覚があるんだと思います。

しばらく指先でぐにぐにしてルーペで確認したあと、長原先生から「ちょっとだけ細めにしようか?」と提案を受けました。(長刀研ぎのペン先は、字幅の表示よりずっと太い線になるので、細めに調整することを希望する人が少なくないようです)
でも私は細めの物はすでに持っているので、はじめの目的通りに、字の太さはこのままで速記に使いたいという希望を伝えました。

すると長原先生は頷いて、ここで独特のグラインダーが起動。
バームクーヘンを作る時の芯のようなグラインダーにペン先を当てて調整。
何度か削って書いてを繰り返したあと、「これで」と渡されたものを使ってみると――

横画のざらつきがすっかり無くなっていました!

インクの出方もアップ。
もともと早めに書いても途切れないくらいにはインクが出ていましたが、調整後はボールペンの速記にも引けを取らないくらい。(同じ速度でパイロット カスタム92Mで書くとかなりかすれます)

さらに、不思議とペン先が柔らかくなったような気がします。
店頭で試し書きした時は、14金タイプ(小型細軸)と21金タイプ(中型)は軸の違いで選んで、ペン先の柔らかさはあまり感じませんでした。
調整後は、21金タイプでははっきりと柔らかさを感じます。


この新しい万年筆は、帰りの新幹線の中でも使ってみました。
目的の使い方に合わせて、手帳に早書き。
揺れる車内でも、潤沢なインクの出と弾力のあるペン先のおかげで、すごく安定した記述ができます。
長刀研ぎの性質から、ラフな使い方をするには書き出しの角度に難しいところはありますが、それさえ気を付ければ早書き用には使いやすい1本。
これで、太字系のポジションに当てはまる万年筆が決定しました。

◆そのほか

万年筆を買った時に、ナガサワの店員のひとからもらったもの。

セーラーおまけ


セーラーの100周年記念ノートパッドとクリーニングクロス。
ノートパッドは薄手の紙で2mm方眼。薄いだけあって、万年筆で書くと盛大に裏抜けします(´Д`;)ヾ


パイロットお手入れセット


ウワサには聞いていた、非売品のお手入れセット。
持って行っていた万年筆が全部パイロット製だったのでこっそり(?)貰いました。
ペン先の洗浄には、これに入ってるスポイト(青いやつ)がすごく便利。
ちょっと得した収穫です。
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パイロット「カスタム823 FA」を買ってみた

2011/05/28 23:16
カスタム823は、軸全体が空気鉄砲のような仕組みの一風変わったインク吸入方式を持つ、やや大型の万年筆。

ペン先は極軟式のフォルカン(FA)。
柔らかなふわふわしたペン先で、細字(F)〜中字(M)と幅広い線(がんばれば太字まで)が書けるのが特徴。
その柔らかさを出すために、ペン先の両サイドに切れ込みまで入れてあります。

カスタム823 FA


この万年筆は、東京に出かけたときにアサヒヤ紙文具店で購入しました。
立て続けに万年筆を買っているようですが、ブログに書くのが遅いだけで、いちおうエラボーから1ヶ月くらいは経っています(´Д`;)ヾ

◆目的

主にシステム手帳に使う、主力万年筆。

細字で柔らかいエラボーSEFのペン先は書き味が絶妙。
でも残念ながら、金属軸のバランスがいまいち手になじまないまま。

そこで、エラボーSEFの替わりになるものを検討することにしました。

希望の内容は――
10mmの罫に3行書ける程度の細字。
エラボーより軽量で、持ったときのバランスが手に合う軸。
書くときにカリカリしないソフトなペン先。

◆743POと743FA

はじめに試し書きさせてもらったのは、カスタム743のPOとFA。

カスタム743は、パイロット製万年筆の主力ともいえる74シリーズで、サイズが一番大きいもの。

PO(ポスティング)は、硬めの極細。
0.38mmゲルインクボールペンより細く書けるくらい。
ペン先に加工がしてあって、極細なのにほとんど引っかかりがないのがすごい。
他店で試したEF(極細)がかなりカリカリしていたのであまり期待していませんでしたが、思いもしない発見でした。

FA(フォルカン)は、極軟式の細字。
柔らかいといってもエラボーほどでは……と思ってましたが、エラボーのSEFよりずっと柔らかい。(エラボーはSFやSMだと、SEFよりだいぶ柔らかいようですが)
でも、パイロットのペン先説明にある「毛筆のような」というのは大げさだと思う。硬筆系筆ペンよりもずっと金属的。
抵抗がなくゆったりとした書き味で、紙の上を転がるような感覚がなかなか楽しい。

2つを試し書きしてみて、書き味はFAのほうが好み。
でもやっぱり、いまひとつ軸がしっくりきません。

743はエラボーよりおよそ10gほど軽量。
そして、重心が少し中央寄り。

軽くて重心が前に移動したので、私の持ち方ではペンが立ち気味になってしまいます。
指先に変に力が入って、筆圧のコントロールも難しい。使っていると手の甲側が引きつるように感じます。

この状態だと、FAの筆記はちょっと不安定。
少しの筆圧の変化で線が大きく変わるペン先なので、手に合わない軸だと思いもしないところで線が太くなったり細くなったりします。

ペン先はFAがいいけど、軸が合わない。
どうしようかと思っていたところで、店長が出してきたのが823FAでした。

◆823FA

823の軸は、持ったとたん不思議なくらいにぴたりと手に収まりました。
バランスがすごくいい。

重さは743より5gほど重く、ちょうど743とエラボーの中間。
国産の万年筆としては重い方。
でも、持つときに力がいらない。
わざわざ「筆圧をかけないようにする」などと考えなくても、自然と力が抜けます。

店頭で2時間かけて、ようやく手に合う万年筆が決まりました。

色は、黒、茶、透明の3色から黒を選択(黒と茶は半透明)。
透明軸もよさそうでしたが、すでにカスタム74と92の透明軸があります。手持ちが透明ばかりというのも面白味がありません。
それに、金色のクリップとリングには黒が似合う気がします。

◆持ちやすさの不思議

手になじまなかったエラボーと、持った瞬間すっと収まった823ですが、比べてみるとこの二つの違いはあまり大きくないようです。

重さはエラボーが約35g。823が30g。わずが5g程度の違い。(823はインク吸入量が多いので、インク量によって多少重量差がでる)

重心の位置は、
エラボーが、筆記時長(キャップあり)156mmに対してペン先から93.5mm。
823は、筆記時長(キャップあり)162mmに対してペン先から97mm。
どちらも、ペン先から6:4で、やや後ろ寄りのほぼ同じ位置に重心があります。

それなのに、持ってみると実際の重量差以上にエラボーは重く、手が疲れるように感じます。

いろいろ考えてみると、この原因はペン先からの重心までの距離、わずか4mmもない差にありそう。

私が万年筆で書くときは、軸を人差し指の付け根付近で支えるような、かなり寝かせた持ち方をしています。

エラボーはペン先から重心位置までが短いので、軸を乗せている支点から、手の内側に寄ったところに重心があります。
支点から離れたところに重さがかかるので、その分重く感じるはず。

823も手の内側に重心がきますが、支点のすぐ近くの位置になります。
これはちょうど、レコード針のような感じ。
安定した重量。全体としては前に傾く。
でも、重心が支点寄りなので、接地する先端には軽い力しか掛からない。
私がよく使う柔らかめのペン先をコントロールするには、丁度いいバランスです。

もちろんこれは、私の手の大きさと持ち方に深く依存しています。
823は重くて使いにくい、という人も少なくないようです。
でも、私にとっては823のバランスははっきりとした指標になりそうです。

◆使いだして気づいたこと

新品の823FAを買って、使ってみて気づいたことをいくつか。

まず、買った直後の新品は試し書きしたものより、少しペン先が硬い。
先端のなめらかさは当たり前だとしても、ペン先のふわふわ感にもはっきりとした違いがあります。
これは使い込んでいくしかない部分。

インクの吸入機構を兼ねている尾栓は、書くときには軽く開ける必要があるけど、たいした手間にはならない感じ。
そもそも、移動しないときは栓を開けっ放しです。
書いた直後に栓を閉めようとすると、ペン先からインクがにじんでくるのが気をつけるところ。

インクの残量が少なくなると、ペン先からでるインク量が多くなりやすい印象。
たぶん、軸内の空気量が増えて、それが体温で暖められてインクを押し出しているんだと思います。
これは、インクを吸入すれば解消。

コンバーターと違って、ワンプッシュでインクを吸い上げる823の吸入方式(プランジャー式)は、すごく楽。
黒透明軸を選んでインクの吸い上げははっきり見えないので、このときは透明軸がよかったかもと思ってしまいます。
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パイロット「エラボー SEF」を買ってみた

2011/05/17 23:50
どうやら万年筆病にはまりつつあるようです。
今回買ったのは、くちばしのようなペン先をした、パイロットの軟調万年筆エラボー
他の万年筆にはない、独特の軟らかな筆記感が特徴。

パイロット エラボー SEF


今回の目的は、手帳用。
普段の書き方に合わせて、目安は10mmの高さに3行が楽に書き込めるもの。
そして、私の好みで、ペン先があまりカリカリしないもの。

普通の国産EFからセーラーの細美研ぎまで、店頭で10本以上試し書きをして、行き着いたのがエラボーのSEF。

エラボーは「ペン先が柔らかくてよくしなる」といわれることが多いようですが、SEFはそこまで柔らかさをアピールするペン先ではありませんでした。
使った感覚ではカスタム742や912にあるS系(ソフト調)ペン先に近くて、文字通り少しソフトにしたEF。
筆圧のかけ方によってEFからMくらいまでのは書くことができそうです。
でも、Mくらいの線を引くには、ちょっと怖くなるくらいの力が必要。具体的には、自分のSEFで他人がMくらいの字幅を引いたらマジ殴りしてしまいそうなくらい。

特殊な形状で弾力はあるものの、書き味はいたって普通。
ペン先は適度に硬さがあり、しっかりしていてあまりふわふわしない。
そして筆圧を高くすると、バネのように柔らかくしなる。

このペン先の最大の特徴は、どんな紙でも引っかからず柔らかく極細の線が引けることだと思います。
普通のペン先では、極細の字幅だと紙に引っかかって、書き味はけっこうカリカリ。
ところが、エラボーのSEFは柔らかいペン先のおかげで多少ざらついた紙でも引っかからず、極細なのにさらさら。
これが実に快適。
なめらかにゆったりと極細の線を引くなら、これ以上のペン先はないんじゃないかと思えるほど。
見た目に反してペン先は万人向けという印象でした。

ただ、軸はちょっと人を選びそうです。
全体が金属軸。その中でも、キャップがかなり重い。
そして、軸首(正確にはペンの先端からキャップねじの終わりまで)がけっこう長く取られています。

キャップなしだと短くて軽すぎる。キャップをつけると後側に重心をもっていかれる。
長い軸首を持つと後ろ重心になりすぎて重い。あるいは、ペンが立ってしまってソフト調の書き味が発揮できなくなる。

いろいろ持つ位置を試してみたけど、いまひとつしっくりくるポイントがなくて、筆圧が安定しませんでした。
ペン先は良いのに、軸の扱いが難しい。
ひとまずエラボーSEFは、ペン先のひとつの到達点。
でも、書きやすい万年筆を探す道はまだ続くのでした。

----

このエラボーSEF、なかなかのくせ者で、使い出してからころころと評価が変わりまくっています。
ペン先が凄く良いというのは変わりませんが、とにかく軸が問題。
このあと、カスタム823FAという最強のF〜M幅万年筆を手に入れたわけですが、その後もまだ評価が変わる始末。その話はまた後日。
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新調したメガネを使って1ヶ月

2011/05/13 09:31
新しいメガネを使いだして約1ヶ月が経過。
結果としてはだいぶ楽になった。
目の疲れは確かに減ったと感じる。
前のメガネはフレームの修理のためにレンズを削って、視界が狭くなっていた。それが改善したことも大きな要素。目が疲れて少し休もうとして、そのまま寝落ちしてしまうこともだいぶ減ったと思う。

でも、快適に使えるようになるまでは、少し手間がかかった。

天神愛眼の「夢のレンズ」は、個人の細かい視力や目の使い方にあわせて矯正具合が変化するように度を入れているので、レンズの位置や角度がぴったりと合っていないといけない。

受け取ってはじめに使ったときは、正面はくっきり見えていたけど、手元がものすごくゆがんでいた。真っすぐのものが真っすぐに見えなくて、文章を読むと角度によって行のスペースが変わったりする。裸眼の方がましなくらい。
あまりに使いづらいのですぐに店に持ち込み。再調整。

だいぶマシになって、動かないなら平気になった。
でも、視界を左右に動かすと、周りが波打って見えて目が回る。
1週間ほど使ってみて、慣れるどころか頭が痛くなるので、また店に持ち込んで再び調整。

今度は改めて眼下で視力を検査。結果をもとにさらに補正。

そのときの話によると、私の目の使い方は、このての度数変化タイプのメガネには厳しいものらしい。
私は普段、ディスプレイをやや遠目(80cmくらい)に置いて、それから手前にキーボード。さらに手前に手帳またはタブレット。左右に資料という配置。
これで作業をすると、近〜中距離で焦点が急激に変わりまくるので、レンズで固定的にピントを調整するのが難しいらしい。

しかしそれでも、向こうはメガネの専門店。最後の調整はなかなか良好。
やっぱりまだ若干のゆがみは残るけど、疲れるほどじゃない。視界を急激に動かしても、負担を感じることはなくなった。


このレンズを使った新しいメガネは、いつでも微調整をしてくれるということなので、高かった分だけ長く使っていこうと思う。
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1週間ほど眼鏡を使わないでおいてみた

2011/04/15 23:42
先週、これまで使っていた眼鏡は合っていないと言われた。
近くのものを見るには適さないらしい。

そこで、先週の土曜日から眼鏡なしで過ごしてみた。
PCを使う時も眼鏡なし。
仕事中も自宅でも眼鏡をかけなかった。
外ではもともと眼鏡をかけていなかったので、1日中かけずに過ごしたことになる。

そして1週間――

特に問題ない(´Д`;)ヾ

むしろ、なんとなく目の疲れで休憩することが減ったような気がする。
眼鏡をかけていないと目が疲れると感じていたのは思い込みだったかもしれない……。

となると、新しく作った眼鏡の意味は……?ヽ(;´Д`)ノ

ひとまず、眼鏡の受け取りは明日の土曜日。
裸眼で疲れがあることには変わらないから、どう変わるかは受け取ってから。
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いつも持ち歩いている腰下げポーチに入れる文具を整理した

2011/04/12 22:30
だいぶ前から腰に小さなポーチを下げて文具を持ち歩いているけど、つい先日この中身を入れ替えた。

いま入れているものは下のような内容。

腰下げペンペース


◆蛍光マーカー(4本)

三菱鉛筆のuni PROPUS WINDOW。黄、ピンク、緑、青の4色。
以前使っていたZEBRA OPTEX2から変更。

PROPUS WINDOWは、薄い紙でも比較的裏抜けしにくいので使うようになった。

◆ボールペン(ゲルインク 7本)

三菱鉛筆 STYLE-FITの単色ホルダーを7本。ゲルインク芯の0.5mmで、ブラック、ブルーブラック、ブルー、ライトブルー、グリーン、ピンク、レッド。

軸が細いので、いち度に何本も持っておけるのが便利。
仕事ノートや会議のメモ、自分のアイデアノートを書く時など、いろんな色を使っているけど、普通の太さのボールペンだとあまり色数を持っておけない。
でも、このSTYLE-FIT単色ホルダーだと、全色スタンバイ状態で持っておくことができる。

普通の他色ペンやSTYLE-FITの多色ホルダーを使わないのは、色変更のタイムラグが大きいから。
私はノートで使う色は、メインの文章がブルーブラックということ以外は、書き付けるその瞬間の気分で決めているので、ころころと色が変わる。
そのとき他色ペンだと、ペンの持ち方を変えて、軸を回し、色を選んでノックして、また持ち直して書かないといけない。おまけに、ノック部分は見間違いしやすくて、期待した色とは違う色になってしまうこともある。

これがSTYLE-FIT単色ホルダーだと、ただ持ち換えるだけでいい。
色も見分けやすいから、取り間違いも少ない。
もちろん、普通のボールペンでもできることだけど、細軸でどこにでも持っていけて場所を取らないのはSTYLE-FIT単色ホルダーだけ。

もう一つ、アイデアノートなどで多色ペンを使わないのは、色変更のときのノック音がうるさいから。
頻繁に色変更をすると、その度にカチカチカチカチ音が鳴る。
これは、会議の場ではかなり目立ってしまう。

ちなみに、アイデアノートではなく普通のメモ書きや手帳に使っているのは、パイロットの4色FEED軸にSTYLE-FITのゲルインクリフィルを入れた多色ペン。

◆ペン型カッター

京セラ セラミックペンカッター。1枚切り用。
ちょっとしたものを切り抜くのに使う。新聞や雑誌で気になったものを見つけた時に便利。

このペンカッター、刃先は金属じゃなくてファインセラミック製なので、空港の機内持ち込み検査で引っかからない。
いちいち手荷物として預けなくていいのは楽。

◆テープのり

コクヨ ドットライナーノック。
小型でノック式のテープのり。
ノックで先端が保護されているので、ポーチの中に放り込んでおいても、いつの間にか開いていたということがなくていい。
同じポーチの中に入れておけるので、ペンカッターで切ったものを、さっと手帳などに貼り付けることができて便利。

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前に入れていたシャーペンは、「シャーペンじゃなければならないシーン」というのが少ないので、別のペンケースに入れて鞄の中に移動。常時持ち出しセットの中からは外れることになった。
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眼鏡を新調することにしたら、ものすごく高額になった

2011/04/09 22:51
裸眼の視力は0.7〜1.2。
眼鏡なしでもある程度は見えるし、車の免許にも眼鏡の指定はなし。
でも、遠くを見ると1つのものが6〜8つくらいに見えてまるで判別付かなくなるし、近くのものを見ているとすぐに疲れてしまう。
それで、学生の頃から度の低い眼鏡を使っていました。

今、手持ちのものはもう5年以上前に作ったもの。
仕事で工場に行くことも多くて、レンズの両面を通常より2段階くらい上(当時)のハードコートにしたので、10万くらいかかっている。
おかげで、今に至るまでレンズには目に見える傷は一切なし。
先にフレームが金属疲労で壊れた。
壊れたのでフレームを換えたけど、いまひとつ合わない。
そもそも、最近は眼鏡をかけていても目の疲れが酷い。
5年も使っていればそんなものか……と思って、このたび新調することにしました。


作りに行ったのは、福岡天神愛眼(「メガネの愛眼」じゃなくて「天神愛眼」の方。リンク先音あり注意)。
眼科が同じビルに入っていて、診察を受けた後で眼鏡を作るタイプの、ちょっと大きめの店。

ものがいくつも見える症状を、ずっと乱視だと思っていた(実際、眼鏡を最初に作った頃は眼科で乱視だと言われている)けど、あらためて診察してもらうと、

「乱視じゃないね」
「……はぃ?」

正確には、誰にでもある個人差程度の見え方のブレらしい。
――かれこれ20年以上も乱視だと思っていたわけですが……。

検査とレンズの調整の結果、わかった結果は「遠視」。
見ている物より遠くに焦点があるらしい。
そして、これまで使っていたメガネはさらに遠くに焦点を持っていこうとしていて、
それをなんとか許容できる範囲に目が調整していたそうで……。
どうりで目が疲れるわけだ……。
ちなみに、「つまりわかりやすくいうと、使うなら老眼鏡の方がいいね」と言われました……。そうですか……。


検査を終えてレンズを選ぶ段階になって、天神愛眼おすすめという「夢のレンズ」を紹介されました。
この「夢のレンズ」、紹介文を見ると――

お客様から、「夢のレンズ」をかけるようになってから、「調子が良くなった」、「いつの間にか、マッサージに行く回数が減っていた」、「子供が長く机に座って勉強できるようになった」等と喜びの声を多数いただいております。そして、趣味の再開、活動範囲の拡大、成績アップ等につながっているそうで、そこに感動されたお客様の口コミ(ご紹介)で、今や世界各国からも「夢のレンズ」をお求めに来られるようになりました。

――まるでアヤシイ開運グッズのようにしかみえないわけですが。

実際には、いわゆる遠近両用レンズ(累進レンズ)の拡張版のようなもの。
ベースにしているレンズは、もともと通常のレンズより光学ゆがみの少ないもの。
それに加えて、視力からレンズの度数を決めるだけじゃなく、遠・中・近距離それぞれでの使用者の物の見方、メガネのかけ方、頭の動きも含めた目の動かし方を元に、フルオーダーで作るレンズらしい。
わざわざ目の動かし方を見るスタッフが出てきたのは初めて。
そして、遠近両用レンズの度数変化が上下の1軸だけじゃなくて、最低でも上下・左右・斜めに入っているらしい。

個人ごとに最も負担の少ないレンズを作るので、その結果「開運グッズ」のような内容。
実際の効果の方は、眼科での診察時に試すことができて、確かに違いが実感できる。
ただ、レンズ代がすごく高い。

はじめの説明では「少し」高いとは聞いていたけど、一番ランクが低いものでも約10万(左右2枚)。
上位ランクのものは20万とか30万とかいう世界……。
上位ランクの違いは、度数変化が上下・左右・斜めだけじゃなくて360度全周に入ってるんだとか。
その中で私が選んだのは、通常ランクのなかでレンズ厚が中間だったもの。これが約12万……。

そしてフレームが約5万。
フレームが高くなったのは999.9なんてブランドものを選んだからなので、自業自得ではあるけど。
でも、999.9のフレームは長持ちして疲れないので。

ショップカードの割引をして、合計で約16万……。
10万くらいはかかっても仕方ないと思っていたけど、予想をはるかに上回る金額。安めのノートPCが1台買える。ちょっと欲しかった万年筆が買えなくなってしまった。
しかし、これで仕事中などPCを長時間使っている時の疲れや頭痛・肩こりが軽くなるなら、悪くはない。

メガネができあがるのは1週間後。
結果はどうなるか――。
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パイロット カスタム74の修理

2011/04/09 21:29
立て続けに万年筆を修理している感じですが、今度はパイロット カスタム74の修理です。

カスタム74は、透明軸でカートリッジまたはコンバーターを使うという仕様のもの。
軸が透明なのでインクの状態を見やすく、コンバーターなのでトラブル時の対応がしやすい。
乾燥させると万年筆本体を傷める可能性がある、ペリカンのブルーブラックインクを使うために買ったもの。

この万年筆を、買ってからわずか1週間で壊してしまいました……。

インクが棚吊り(コンバーターの中でインクが軸尾側に偏って書けなくなる状態)になってしまったので、軽く振っていたら手が滑って床に落下。
どうやらペン先側から落ちたようで、先端が大きくぐにゃりと……。
(当然ながら、辺りにインク飛び散って、拭くのが大変でした)

自分ではどうにもできないので、メーカー修理行き。
国産万年筆の良いところは、製品取扱店なら買った店じゃなくても修理を受け付けてくれること。このカスタム74も、通販で買ったものを会社近くの文具屋に持ち込みました。

戻ってきたのは、思ったより時間がかかって2週間後。

ペン先の見た目は新品と変わらず。
でも、カートリッジの刺さり方は、送ったものと変わらないように見える。
ひとまずインクを入れて書いてみると、新品と変わらない感じ。

修理内容は特に何もなかったけど、もしかするとペン先を丸ごと交換になったたのかもしれない。
というのは、修理にかかった金額が約5000円。
買った金額は約7000円。

新品7000円で、修理5000円。

万年筆の値段の大半は、ペン先の値段です――。

ちなみに、予想外に値段が高かったようで、店員から「本当に修理にしますか?」と聞かれました。


買ってすぐのトラブルでちょっと高い万年筆になってしまったけど、書き味は良好。
「青墨」や「月夜」を買って、開封したものの使っていなかったペリカン ブルーブラックインクを本格的に使用開始。
用途は、ペリカン ブルーブラックの耐水性の高さに期待して、仕事用のノート取り。


実は、色彩雫「月夜」は染料インクだけあって水分に弱く、手汗でノートがすぐに汚れてしまうことに気づいてしまったのです。
ペリカンのブルーブラックは耐水性が高いので使いたかったけど、手持ちのもので丁度良い万年筆がなかった。
ペリカンM205ではいまいちインクの出が悪く(そもそもスチールペン先のM205は古典ブルーブラックインクを入れない方がいいらしい)、パーカー プリミエはインクの蒸発がちょっと早いようで乾燥が恐い。
そこで取り急ぎ、通販でカスタム74を購入。
……で、いきなり壊したわけです……orz

しかしこうなると、「月夜」をどう使っていくかを考えないといけないなぁ……。
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